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HAKUTOの袴田武史と月面探査レースが凄い(クレイジージャーニー)

「月面探査レース」にロマンをかけて挑むチーム『HAKUTO』

お正月特別バージョンの『クレイジージャーニー正月SP』で紹介されて話題になっています。

月面探査レースの優勝賞金は破格の22億円!

優勝に向けて頑張るチームが凄い!

月面探査レースに全力で取り組んでいる、レースに挑むCEOの袴田武史さんやHAKUTOのチームについてご紹介いたします!



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月面探査レースって何?

『月面探査レース』とは2017年12月31日までに探査機を月に送り出さなければならないレースです。

※現在は2018年3月まで延長

探査機は、一番早く500m以上移動し、地球に高解像度の画像と動画映像を送信しなければいけません。

もしそれが成功出来たら1位のチームには賞金2000万ドル(約23億円)が贈られる上、研究のために更に財団からサポートされます。

2着のチームには500万ドル(約5億7500万円)が贈られます。

クレイジージャーニーはDVDにもなるほど人気です。

月面探査レースのチームにHAKUTOが!

月面探査レースについては上記に説明いたしましたが、参加できるチームは世界から応募した中から選ばれた5チームのみです。

Google Lunar XPRIZE(グーグル・ルナ・エックスプライズ)がしているこちらの企画には、全国から33カ国がエントリーした結果5ヶ国が打ち上げ契約許可を得ました。

ファイナリストの5チームは、以下のとおりです。

アメリカの「Moon Express」

イスラエルの「SpaceIL」

インドの「Team Indus」

国際チームの「Synergy Moon」

日本の「Hakuto」

以上の5チームが打ち上げ契約を締結されました。



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チームHAKUTOの社長(CEO)は袴田武史

HAKUTOは60名で成り立っているチームです。

チーム『HAKUTO』が凄いのは、驚くことにHAKUTOはボランティアメンバーによって成り立っているのです。

HAKUTOのチームリーダーは袴田武史さん。

袴田武史さんが社長を勤めるベンチャー企業「ispace」と「東北大学吉田研究室』プロボノと呼ばれるボランティアメンバーで成り立っています。

※プロボノとは、仕事を通じて培った経験やスキルを活かすボランティアのことです。

HAKUTOはどこから資金を得ているの?

『月面探査レース』という大きな規模の研究には、莫大な金額がかかります。

合計約10億円必要だそうで、内訳は研究開発費と打ち上げ日とチームの運営費です。

イスラエルの「SpaceIL」なんかは、米国のカジノ王から資金提供を受けているそうで一番早くに月面探査レースの打ち上げ権利を得たのです。

しかしHAKUTOではそういうわけにはいかないので資金調達が必要です。

それらの資金の多くはHAKUTOの月面探査レースへの挑戦を理解してくれる企業からの支援や、個人加入可能な「HAKUTO SUPPORTERS CLUB」の会費でまかなっています。

日本企業ではau(KDDI)などが資金提供していて、メンテナンスには「JAL」の機体整備ノウハウなども使用されているそうです。

大規模すぎる、人生のかかったロマンが溢れかえっていますね。

 

日本の『HAKUTO』というチームがこの月面探査レースに挑むために、全力をかけて日々動いています。

ちなみに、なぜ民間が月面探査を出来るようになったかというと、NASAが資金不足や、次は星について研究するため民間が月面探査可能になったのだそうです。

「次は星を研究するから、もう月はいいよ」ってなんだかそれも凄いですね。

今までNASAがやってきたことを民間がやってのけるとなると相当すごいことだと思います。

クレイジージャーニーでのHAKUTOのチームメンバーの熱心さを見ると相当なものがあり、まさに人生をかけた戦いのようでした。

こんなに大規模なスケールで行われている月面探査レース。

エンジニアの古友大輔さんが出発当日に空港で「パスポートを忘れた」と大騒ぎに(笑)!

途中まで母親に届けてもらい、クレイジージャーニーのおかげでなんとかインドへ旅立ちました。

とんだハプニングでした。

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