2020年の東京五輪・パラリンピック組織委員会が、都内の小学校で大会マスコットの小学生投票結果発表会を行いました。
全国の小学校の子供たちに投票してもらうというのは史上初の試みでした。
東京五輪のマスコット提案は「ア案」「イ案」「ウ案」の3案があり、小学生の投票の結果、「ア案」に決定しました。
投票方法は、全国約16000校の小学校で1クラス1票の投票が行われました。
投票期間は2017年12月から2018年1月22日まで行われ、約20万票が集まっていました。
東京五輪に選ばれた「ア案」は、過去最多の10万9041票を集め、マスコットは近代的なキャラクターになっています。
それでは、東京五輪に選ばれたキャラクターの画像やデザーナーのをご紹介いたします!
東京五輪マスコット画像は?
マスコットに決定した「ア案」は、近未来的なイメージを持つキャラクターです。
東京五輪エンブレムと同じ市松模様や、日本の伝統である桜も表現されています。
マスコット審査会の宮田亮平座長は「史上初のオリンピックマスコット投票という取り組みへ子供たちが参加したという貴重な機会であったことを述べ、このマスコットが東京五輪成功の国内での盛り上げや、海外からの選手や観客のもてなし等で活躍することを期待していると述べました。
こちらが決定した東京五輪のマスコット画像です。
デザイナー・作者は谷口亮さん
めでたく東京五輪のマスコットに決定したデザイナーは谷口亮さんという方で、福岡県出身・在住のキャラクターデザイナーをされている方です。
Twitterには
福岡市在住のイラストレーターです。 ヌヌコ日和、フテネコなど2頭身のかわいいキャラを描いてます。パズル雑誌に連載してます。 フィギュア製作、羊毛フェルト人形制作もしています。肉と酒とにんにくが好きです。
とご自身のことを紹介されています。
谷口亮さんの作家略歴は?
1974年生まれで、福岡県福岡市出身・在住のイラストレーター・キャラクターデザイナー。
1997年にカリフォルニア州 Cabrillo College を Art Majorで卒業。
アメリカのアート学校を卒業後日本に帰国してからは、オリジナルキャラクターの制作を開始されました。
その他路上でキャラクターグッズを販売するなど、人脈を培って現在に至ります。
キャラクターデザインを主にイラストレーターとして活動中。
九州デザイナー学院非常勤講師もされています。
こちらは東京五輪マスコットキャラクターの紹介動画です。
東京五輪のマスコットに選ばれたデザイナーとして谷口亮さんの注目度が一気に上がりそうですね!
東京五輪の他の候補キャラクターは?
落選してしまいましたが、「イ案」も「ウ案」はどんなキャラクターだったのかをご紹介いたします。
「イ」案のオリンピックマスコットは福を呼ぶ招き猫や神社のキツネを、パラリンピックマスコットは神社の守り神である狛犬がモデル。
「ウ」オリンピックマスコットはキツネに日本古来の勾玉を組み合わせたモデル、パラリンピックマスコットは日本古来の化けるタヌキをモデルとしていました。