もうすぐ七夕が近づいてきますね。
「もう幼稚園や保育園でたんざくを書いたよ!」というお子さんも多いのではないでしょうか?
でも、まだ小さな子どもに「七夕の由来や物語」を優しく理解できるように伝えるには、どう話したら良いのでしょうか?
大人ならすんなり理解できるけど、保育園ぐらいの小さい子どもにわかるように伝えるにはどう説明したら良いのでしょうか?
七夕の由来を、小さな子にも伝わるように優しくまとめていますので是非参考にしてくださいね!
七夕の由来は?
七夕の由来というと「おりひめ」と「ひこぼし」がいるのは有名ですよね。
では、天の川はなぜあるのでしょうか?
なぜ7月7日なのか?
たんざくはなぜ書くのか?というところも説明するとなると、七夕の話を知っている必要があります。
七夕の話は以下のようなストーリーになっています。
七夕の由来を簡単に保育園の子ども向けに物語を優しく伝えるには?
それでは、保育園ぐらいの小さい子ども向けに七夕の物語を優しく伝えるお話をご紹介いたします。
七夕の物語は、中国から2000年ほど前に日本に伝わりました。
まだ難しいことが分からない子どもには「昔々、日本に伝わった話だよ」と簡単にして話してあげても良いでしょう。
天の神様の娘でおりもの(はた織り)が得意な「おりひめ」という娘がいました。
※子どもに質問されたら、「はた織り」とは、機械で布を織る人のことです。
天の神様は、ある日おりひめに牛飼いの「ひこぼし」と結婚することをすすめました。
しかし、結婚すると二人はなまけるようになり、しだいに仕事をしなくなりました。
それに怒った天の神様は二人を天の川の両岸に離ればなれにしてしまいました。
ですが、悲しむおりひめを見てかわいそうになった天の神様は、1年に1度7月7日にひこぼしと会うことを許したのです。
めでたし、めでたし。
七夕の話は、以上になります。
七夕の由来を子ども向けに優しく伝えるには?のまとめポイント
物語にある天の川は星の集まりで、実際に夏の夜空で見ることができます。
おりひめの星とひこぼしの星もあるので、晴れていたらお子さんと一緒に探すのもよいでしょう。
たんざくは、江戸時代に始まった日本の文化です。
もともと裁縫や手芸がうまくなることを願って7月7日に糸をお供えしていたのが、寺子屋(今の小学校のような場所)が広まると、「字が上手になりますように」というお願いをたんざくにするようになりました。
それが今では、お願いごとを書いてたんざくに書くようになったというものです。
7月7日は天の神様に願い事をするようになったことで、小さい子ども用にどんな願い事を書いてあげればよいか、なかなか考えつかない場合はこちらに願い事の20選をご紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね!
七夕の「おりひめ」と「ひこぼし」に関する物語は、簡単で子どもにも伝えやすいお話ですね。