歌舞伎俳優の中村獅童さんが2017年の5月に、初期の肺腺がんであることを発表しました。
中村獅童さんのステージはどのぐらいだったのか、治療後の現在はどのような状態なのでしょうか?
定期的な人間ドックで発見されて「すぐに手術をすれば完治する」と医師から説明されたそうです。
そのため、仕事をセーブして6月上旬に手術して10日ほどで退院されたようです。
現在はどのような状態になっているのでしょうか?
中村獅童の肺腺癌のステージは?
中村獅童さんのなった肺腺癌は、
「腺がん」「大細胞がん」「扁平上皮がん」「小細胞がん」
の4種類があり、中村獅童さんは初期の末しょう型だったそうです。
この種類の癌は、気管支の先や肺の奥にできるタイプのもので、普段の生活での症状は無いそうです。
肺腺がんは女性に多く、初期なら手術で取ってしまえば完治可能な癌ということです。
人間ドックの定期検診で発見されました。
中村獅童さんのステージは初期の段階で、大きさは3センチ未満。
ステージIAと推測されたそうです。
大きさが1センチ未満の場合はほぼ100パーセントの生存確率があると言われていて、今回は余命宣告の心配はないと言われています。
そして、進行が比較的遅いタイプであったことも幸いしました。
中村獅童の経歴プロフィール
1972年9月14日生まれ
現在46歳
祖父は三代目・中村時蔵
父親は初代・中村獅童
叔父に初代・萬屋錦之介、中村喜葎雄
病院での治療と退院後の現在は?
中村獅童さんは、2017年の5月末に手術を受けて、6月7月の仕事を休演しました。
7月28日には11月の「松竹大歌舞伎」へ舞台復帰するということを発表しました。
肺がん手術では一般的に手術後1~2週間で退院できます。
そして術後1か月程度で通常の日常生活を遅れるぐらいに回復します。
手術して小さくなった肺は、他の部分が広がるそうです。
切除した分、肺活量は落ちるそうですが、中村獅童さんの場合まだ年齢も若いため肺機能は十分あって、お仕事も以前と変わらずに復帰できると言われています。
野際陽子やイトキンも同じ癌
肺腺がんといえば、故 野際陽子さん(女優)さんや、現在治療中のET-KINGのいときんさんなど、多くの芸能人の方がかかっています。
いときんさんはステージ4とのことで衝撃をうけましたが、現在治療療養中とのことです。
この肺腺癌は普段の生活では全く症状がないため、正気発見が肝心になってきます。
早期発見するためには、レントゲンの場合は発見出来ない場合もあるそうで、人間ドックやCTスキャンでしか発見は難しいそうです。