伊調馨選手に対するパワハラ問題で、栄和人氏が数々の嫌がらせをしてきた問題で、新たな登場人物が現れました。
以前は告発者Bさんが顔出しで登場して、告発は事実だと語りました。
今回記者会見したのは至学館大学の学長である谷岡郁子さん。
記者会見は「私の怒りは沸点に達した」という言葉から始まり、相当偉そうな態度で問題発言したことで、ネットやニュースで炎上しています。
そんな谷岡郁子さんは元参院議員で選挙違反の疑いもあったそうなので、今回のパワハラ動画と共に詳しくお届けしたいと思います。
谷岡郁子のプロフィール
谷岡郁子(たにおか くにこ)
1954年5月1日生まれ
63歳
大阪府大阪市阿倍野区出身
神戸芸術工科大学大学院卒
現在は至学館大学学長(元中京女子大学)、日本レスリング協会副会長をされています。
谷岡郁子さんの祖父は谷岡登さんといって、大阪商業大学創設者で、初代学長です。
さらに父親の谷岡太郎さんは谷岡学園の元総長で、大阪商業大学学長や中京女子大学学長もされてきた方です。
弟の谷岡一郎は現谷岡学園理事長で社会学者というエリート家族です。
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元参院議員で選挙違反の噂とは?
現在はレスリング協会副会長と至学館大学学長をしている谷岡郁子さんですが、以前は衆院議員で民主党に在籍していました。
谷岡郁子で検索すると「選挙違反」という言葉が出てきます。
その理由は2007年に参議院選挙へ出馬する予定だった谷岡郁子さんが、選挙活動中、不特定多数の人に自分の名前を書いた文書を3千枚配送してしまったのです。
その件が、候補者名の入る文書を不特定多数の相手に送った選挙違反の疑いがあるとみなされて厳重注意をうけたそうです。
谷岡郁子は記者会見で
「姑息な売名行為に頼ろうとした わけではなく、疑いをかけられるのは心外だ。多忙で(結婚式の)準備の時間が 十分になく、(送付先の)精査が不十分だったかもしれないが、不特定多数に送り付けたわけではない」
と疑惑を否定しています。
しかし当選して参院議員をされて、民主党→無所属→みどりの風を経て2013年の参議院選挙で落選してから政治の世界から引退しています。
そんな谷岡郁子さんですが今回の記者会見そのものがパワハラで酷いと炎上している状態です。
レスリング協会副会長のパワハラ動画は?
問題の記者会見の動画は現在削除されています。
記者会見の内容はこちら
いわれのない風評被害で、至学館大学の生徒(選手)たちがつらい目に遭っている。
会見を開いた主な理由のひとつは、栄和人監督の娘・栄希和(さかえ きわ)選手に対して「えこ贔屓でワールドカップに出ることになった」とのテレビ報道があったから。栄希和には、選出されるべき十分な実績がある。
伊調馨がエコノミークラスで移動した件は、栄監督・吉田沙保里・登坂絵莉らも元々エコノミー移動予定だったが、体調の問題や諸事情で自費ビジネスに移行。
伊調は自分の意志でプレミアムエコノミーに座った。
伊調の練習環境が無いのなら至学館に来ればいい。私(谷岡郁子)が良いと言えば、練習場なんていつでも使えるのだから。
栄和人監督に権力(パワー)などない。パワーの無い人間によるパワハラって何なの?(報道陣へ逆質問)
そもそも、伊調馨って選手なの?リオ五輪後に「今後は空白」と語っていた伊調が、東京オリンピックを目指している根拠が見えない。所属会社の社員になったようだし、もう選手と言えないのでは?
学内で、栄監督からのパワハラ・セクハラ被害の声は寄せられていない。
ここまでにおいて、栄監督のパワハラ・セクハラがあったかどうかはわからない。
体調を崩していた栄監督は、回復傾向にある
上記のような内容でしたが、高圧的かつパワハラ内容に批判殺到!
谷岡郁子のパワハラ発言が炎上
特に問題とされている発言は
「そもそも、伊調馨って選手なの?」
という発言です。
世間からすると「伊調馨は選手だが、どういう意味?」ってぐらい意味不明な発言です。
谷岡郁子の言うこの発言の意味は「伊調馨は、今後は空白って言ってて、そもそも東京五輪を目指してるかもわからないし、社員になったみたいだし、選手なの?」
という意味だったようです。
これを堂々と発言したことにより、Twitterでも炎上!
谷岡郁子の語り口調が、すでにパワハラじゃん。
今回の告発文さえ読んでないのに怒りに任せて会見行うとか幼稚すぎる
高圧的で威圧的でなんなの、あのひと感じ悪い
更に尾木ママも、パワハラを感じると以下のようにコメントしています
会見を見た教育評論家で法政大学特任教授の尾木直樹氏は「大学人として見た時に、とても大学の学長先生っていう感じがしなくて、感情的でしかも客観性とか調査を経ないで言うところがすごい。逆に栄監督なんかにとったらあの学長怖いだろうなと。パワハラを感じましたね、変な言い方をすると」と示した。
さらに谷岡学長が会見で「学生相談室を作っていた、なんで私の方に言いに来なかったのかって最後の方でおっしゃってましたけど、怖くて行けないわぁ、そんなの」と示し「弱者の気持ちが分からないみたいな気がするの。あの方、一生懸命やっておられるんだけども、それが怖いのよって感じがして」と印象を明かしていた。
確かに、めちゃくちゃ感情的で調査もなく客観的な発言ばかりでしたね。
冒頭から「私の怒りは沸点に達した」って何かのドラマの演技かと思うぐらいでしたし、内容は終始高圧的すぎて異様な感じでしたし、上から目線で偉そうでしたね。
栄監督を擁護するために「栄監督にはパワーはない、パワーのない人間によるパワハラって何なの?」の部分も意味不明でしたね。
権力なくてもパワハラするでしょう。
「私が権力者だ」というシナリオもあり、栄監督を擁護して問題解決しようとしたのでしょうか。
谷岡郁子の会見の口調が世間やネットでもかなり批判をあびていて、ニュース番組でも若干引いていますが、毅然とした態度の、高圧的で傲慢な感じの記者会見になりましたね。
これが後々どのように影響するかまで考えてあの記者会見をしたのか不明ですが、この会見でレスリング界がヤバイということだけは世間に伝わった気がします。
伊調馨選手が早く精神的に開放されてのびのびと練習できればいいですね。